美容整形で恋を叶える

顔にコンプレックスを持った理由

美容整形をすることを決めた理由

とある一言が、その後の運命を変えることってあるよね。
たった一言。ほんの短い言葉なのに、心にぐさりと突き刺さる。
私のそれは中学2年生の初恋のときだった。

初恋はなんとやらって言うけれど、そんな甘酸っぱいものじゃなかったかな。

それは転校してきたばかりの男の子だった。それがもーっ!めっっっっちゃかっこ良くてさ、みんなのアイドルだったわけ。

え?私?関係ないって。ホントに。

鼻ぺちゃ。
口でか。
食べるの大好き。
んでもって、ふとっちょでぶ。

もちろん男の子と付き合ったことはない。
てか、誰がこんなやつと付き合いたいと思うよ?みたいな。

あーっ、引かないで、離れないで!本題はこれからなんだから!

イケメン転校生にまったく興味がない生活を送っていたんだけど、
あるとき、天使が舞い降りたのね!

私が落としたハンカチを拾ってくれたの!!
そう、イケメン転校生が!!

「はい、落としたよ」

もうね、彼、声まで格好いいの。
その声が頭をぐるぐる回って、私、きっと真っ赤になってたと思う。

「ありがと」

小さな声でそう答えてハンカチを受け取ろうとしたら、
手が触れ合って……えっと、なんて言うの?

ああ、これがキュン死にというものなのね!って感じに。

もうキュンキュンしちゃって、その後告白までしちゃった。
恋心が暴走モードに突入しちゃったのね。

当たって砕けろーっ!

おーっ!

…………。

……木っ端みじんですわ。

見事に砕けました。ふられました。

理由?

「タイプじゃない」

あーあ、男なんてそんなもんよ。